仕事ときどき女の子

リモートワーカーになりました。

親友が髪を切ってくれた。

この前、親友が家に来てくれた。

ninatanpe.hatenablog.com

親友は、美容師さん。地元では有名な美容院でスタイリストをやっている。彼女のInstagramはすごい数のフォロワーがついている。彼女に切ってもらいたくてお店に来るお客さんもいるらしい。

そんなすごいひと(?)が、髪を切ってくれるという。その経緯はというと、先月LINEが来て、「旅行に行ったお土産があるからあげるよ。家行くわ~」とのこと。わざわざありがたいと思って受け取ったら突然「髪どうしてんの?」と聞く。そして、「お店来れないなら家で切ってあげるよ~」という。まじ、か。女神降臨。お前、いつのまに女神になったんだ。空前絶後の感謝を捧げて、その場は解散した。

そしてつい最近。女神が家に来た。新聞紙を床に敷いて、ゴミ出しのビニール袋を首からかぶって、リーゼのミストを渡し準備万端。わざわざお店の仕事道具を持ってきて髪を切っていく。ざくざく。鎖骨くらいの長さが、短くなって、ベッキーくらいの長さになった。くしもない、ドライアーも業務用じゃないし、環境としては最悪だったんだけど、なんとかまとめてくれた。さすがプロです。

親友は、髪を切りながら、相席居酒屋でぶっとんだスペックの設定で話進めたとか、どう聞いても親友が悪いであろう客とのトラブルの話とか、元カレと10年ぶりになぜか会う話とか、下らない話をずっと喋ってた。それでずーっと笑ってた。どうすればそんなに紐が絡まるんだろう、というくらい話がめちゃくちゃなんだもん。笑ってたら、いつの間にか髪が切り終わってた。

前に家で切ってもらったのは10年前。美容の専門学校の体験入学で教えてもらったワンレンボブを、なんと、わたしで、試した。おかげでわたしの髪の毛がざっくざくで、親にお金を渡されて、親友が師匠と崇める美容師さんのお店に駆け込み直してもらった。親友の夢を壊してはいけないと、このことは師匠にも黙っててもらってたんだけど、親友がスタイリストとして活躍し始めた頃、打ち明けた。ガッハッハと大笑いしてた。そんな親友が、言うことのきかないわたしの癖っ毛をうまいこと切るなんて、まるで子供の成長を目の当たりにしたような気分だった。

お礼に何も用意できなくて、考えた末パウンドケーキを焼いた。まだ少しあたたかいパウンドケーキ。ダージリンの茶葉が入って、バターの効いた、ちょっと材料奮発したやつを。ものすごいテンションで写真を撮って、ぺろっと食べちゃう女神。午前中、ソフトクリームやらなんやら食べたって言ってなかったっけ?親友は、大食いすぎて少食のわたしと街をぶらぶらしてても、ずっと、何かを食べてる。「え、食べないの?」って聞いてくるけどわたしは「食べない…てか食べれない…」と答える。そんなやりとりをガッハッハと笑いながらやる仲。

せっかく髪を切ってもらって、大きなお返しが出来なくて悪いなあ…と思う。今度会ったら、塗装が溶けてでろーんってなったって言ってたタンブラーでも送ろうかな。…てか、どーやったらでろーんてなるんだろう…。

 ※このコップはでろーんとは関係ないよ