仕事ときどき女の子

リモートワーカーになりました。

パニック障害になってはじめて電車に乗れた日

9ヶ月ぶりくらいに電車に乗ることが出来ました。パニック障害になって初めて。

カウンセリングはずっと受けていて、家の周りのお店なんかはなんのためらいもなく行けたりしたけど、電車だけは乗れなかった。電車は、パニックになった場所でもあるから、特別こわくて。どーしよーどーしよーと悩んでも、カウンセラーの先生に相談してみても、わたしの勇気が出なければ何も現状は変わらないわけで、そのただの現状を変えることがとんでもなくハードルことで、途方に暮れてた。

うじうじしてる間に、また社長が仕事しに地元に来てくれた。わたしが悩んでることは知ってたんだけど、その日は仕事したあと、「隣の駅まで行ってみます?」って言われた。急に。隣の駅まで行ってご飯を食べる、というミッションが課せられた。本当はすごく怖くて、もしまたパニックになってつらくなってるところを見られたくないなとか考えたんだけど、「ダメでも何も思わないし信じて下さい」って言ってくれたから、ちょっと安心して電車に乗った。乗ってから、外眺めてしりとりしてたら全然つらくなかった。拍子抜けした。社長とやったねー!なんつって、焼肉おごってもらって、また普通に電車に乗って帰ってきた。なんともない。再度、拍子抜け。

その5日後、今度は1人で6駅先くらいのターミナル駅まで行った。子供の泣き声がちょっとつらかったけど、息があがりそうでも、すぐ収まることを知っているから無敵だ。音楽とか風景に気を向けていれば普通に乗れた。その日は、久しぶりに1人で買い物して、カフェで仕事して、ハローワークにも行って、9ヶ月溜まっていたものを少しずつ吐き出せたかんじ。

ここまで出来たら、東京に行って仕事先に行くことも、美容院でカットとカラーすることも出来る。あー、やっとだ。やっと世界に彩りが宿った、とでも言っておこうか。それくらい、楽しいことで溢れる世界を掴めそうだ。

何より、社長には感謝。勇気を出させてくれる人の存在は大きい。弱っている自分のことを受け入れてくれると言ってくれたの嬉しかったな。いつも弱みを見せられないでいるから、純粋に寄りかかれて安心出来た。電車に乗るきっかけを作ってくれてよかった。

 

そう、電車で源さんをずっと聴いてた。Family Songを聴きながら、ふと社長のことを思い出してた。何十年と見てきた車内の中で一番きらきらした時間が流れた気がした。