仕事ときどき女の子

仕事も女の子もがんばらなくなりましたが、豊かに生きてます。

許せないことを許すきっかけに遭遇すること

ninatanpee.hatenablog.com

前にこんな記事を書いたんだけど。続きがあってね。

 

結局私、ずっとこの案件のディレクターやってて。仕事だから、やりたくないが通るわけでもないし当たり前だけど。

あれから両社歩み寄って元通りの関係になれて、むしろビジネスパートナーとしては他の案件一緒にやろうとしたり、いい関係になれてたみたい。

でも、私は意地っ張りだから心のどっかでずっとモヤッとした気持ちをを持ってた。ミーティングも淡々とやって、出来る限り口頭で話さなくてもいいように話を持っていったりもしてた。

 

とはいっても、あの日から時間が経って、数ヶ月も前のことだし心にもかさぶたが出来始めてた。

しかもこの間、よくも悪くも社長の気の遣えなさを私も感じることもたくさんあって、ああこういうことに腹を立てたんだろうな…と理解をする場面もあった。(社長と仕事をすればするほど、悪意のない気遣いのなさをとても感じて、ただ悪意がないから何も言わないようにしちゃうけど、結構ムカつく対応だったりする。)

気持ちわかるな〜〜なんて、心の中の「許せない自分」の隣に「理解出来る自分」が生まれてた。

 

この前、いつも通りその人と定例ミーティングしていて、何かの拍子に少し仕事の話から脱線してフリーランス雇うの大変だよね、みたいな話から始まって、趣味垢何個も持ってるって話からSNSって見栄の張り合いでやってらんねえよみたいな話をして、なぜかガールズトークで45分くらい盛り上がった。(ちなみにこの人、女性で私より年下の社長さん。いろんな意味ですごいよね。)

ひととおり盛り上がったあと、ずっと2人でご飯行きたいって思ってたから行きましょうと誘ってくれた。とてつもなく驚いた。更に、「多分になさんからみた私の印象最悪だと思うので挽回したいです」と笑えない冗談を投下された。

 

そのときの話を少し話してくれて、大阪人の感覚では普通の詰め方だけどそうは見えなかっただろうなと後々思ったということと、私がビビりまくってたから悪いなと思っていた、らしい。いや全然普通じゃねえよ?って感じだったけども。

あとその方は若い女社長で、仕事で横柄な態度を取られることが多いみたいで相当気にしてるところ、うちの社長の「悪意なきやり方」が地雷を踏んでしまった…という感じらしい。これには最近めちゃくちゃ感じることだから、共感するなぁって正直思ったよね…

 

とにかく改めて話が出来たのはよかったなと思った。きっかけがなかったら何も変わらなかっただろうし。

こんな風に、きっかけをくれる人にどれだけ救われてるだろう。私はなかなか生み出すことができない側の人間だなと改めて思ったし、ご飯行きましょうと言われてテンパってしまい顔を真っ赤にしてしまったことは、音声ミーティングでは伝わっていないから安心して喜んでいる。