仕事ときどき女の子

仕事も女の子もがんばらなくなりましたが、豊かに生きてます。

会社を9ヶ月で辞める

今日会社辞めた。

 

我ながらちょっとおかしいと思う。会社って、そんな簡単に辞めるもんなんだっけ?「脈なしの好きな子に明日告白する」くらいのそこそこな高さのハードルしか持ち合わせてない。

とにかく私は来月からフリーランスなわけで、仕事だって今やってる業務は引き続きやる。

会社の指示でやりたくないことを無理やりやる状態から抜け出すだけ。保険を自分で払うようになるだけ。時間の拘束がなくなるだけ。ただそれだけだ。別に大したことじゃない。

大事なのは、自分の意思でやりたくないことをやらないと言えて実行出来ることだ。そして、もっと大事なのは、私の心身のバランスが崩れることだ。これを守るためなら、なんだってする。なんだってした結果、会社を辞めるのだ。何らおかしいことじゃない。

 

 

ninatanpee.hatenablog.com

この記事を書いたあと一週間もしないで辞めることを告げた。

振り返るとなかばむしゃくしゃしていたのかもしれない。あー、もうこの会社に何も期待できないや、やーめぴ!それくらいのノリだ。将来いつ働けなくなるかなんてわからないし、私の場合爆弾を何個も抱えつつ社会生活に溶け込めているわけだし、たった9ヶ月しかこの会社で働いてないけど、見切りをつけたらさっさと辞めるに限るのだ。

それに一番大きいのは、もっと自由になりたかった。8時間働かなきゃいけないというのも、やりたくない・出来ない仕事をやらなきゃいけないのも、心底嫌だった。他責にすることもいやだった。私は私の責任だけで動きたい、そう思ったのも大きい要因だった。

 

 

2年前、まだ派遣をしていたとき、こういうリモートワークやフリーランスな働き方を夢見ていたけど、自分には遠い世界だと思っていた。

サボってサンマルクカフェでボケーっとしていたときに、PCを開いて作業をしているフリーランスっぽい人を見ては、そっち側の人間になりたいと指を加えて見ていた。到底自分には手の届かない世界だと思いこんでいた。

が、今はまさにそういう仕事の仕方をしようとしている。1日6時間働けば普通の暮らしが出来るような仕事をしようとしている。素晴らしいことではないか。会社員であることへ固執するより、そこそこ働いて普通に生活出来る方法を模索する方が、私には合っていたことが証明された。

 

正直、やりたくないことをやる義務がなくなるだけで、この会社とはこれからも仕事をする。生活がガラッと変わるとか、食いっぱぐれるようなこともない。

だからこそ、会社を辞めるなんて本当に大したイベントではなかった。自分お疲れした。