仕事ときどき女の子

仕事も女の子もがんばらなくなりましたが、豊かに生きてます。

呪縛を解く一年だった

今年は衝撃しか受けてこなかった気がするけど、結果的に私自体がひとまわり成長したというか、成長といってももっと魂レベルでの格上げというか、うまくいえないけどそんな実感がある。

今年仲良くなった友達たちともすごくいい関係で、しんどいときに話を聞いてくれて決して否定しないような人たち。大学のときから付き合いのある男友達たちからの友情も深く感じられた。なんだかほんわかるす思い出が多くて、過去を振り返ってあまりいい思い出が出てこない私にとっては、とてもいい流れだと思う。

 

このブログを始めたとき私は確か26歳とかで、精神崩壊へのカウントダウンといわんばかりにそれからはちゃめちゃなエピソードばっかりを書いてきた気がする。振り返ると、よく傷だらけになりながらも無事今まで生きてきたなと当時の私を抱きしめたい。

「仕事ときどき女の子」を書き始めたときは不健康に仕事にのめり込む女の子だった。でも今は、仕事もそこそこだし(でもね来年はもっとやりたいことがある)、それに女の子になることも…いや、あるかもしれないな。好きな人とまったく進捗がないんだけど進捗したら精神的に女の子にはなるかも。笑

 

多分、今が人生で一番穏やかに過ごせているのかもしれない。期待と絶望を同時に抱きながらでしか築けなかった人間関係が、どっちでもなくニュートラルに感じられる。ひとりでいても虚無感を感じなくなったし、話したくなったら自分から友達にアプローチ出来る。自分の中の相反する気持ちが徐々に小さくなって、人生の矛盾が解かれていく。

 

今年の年末年始は、人生で初めて一人で過ごす。家に帰らないと決めた。帰らない選択をすることでうちは非難轟々になるような環境なんだけど、テキトーに仕事だから云々と嘘をついた。

あと、母親のお姉さん(私のおばさん)にすべてを打ち明けた。親族で唯一まともな人だからだ。もう無理をするな、お母さんには言わないからうちに話をしにきな、と言ってくれた。話してよかった。

 

来年は、自分の再構築の年になるかな。マイナスから0になったのが今年、来年は自分で自分をもういっかい作り直すかな。呪いの言葉によって作られた価値観を全部ぶっ壊して自分の幸せを再定義しようって思う。

 

じゃ、みんなもよい2020年をね。