仕事ときどき女の子

仕事も女の子もがんばらなくなりましたが、豊かに生きてます。

人生の意味がわかりそうなときもあるが夢とか幻想の類で

仕事をする気がない。このまま行けば少々の赤字になりそうなので稼ぎは確保していきたいのだが、思うだけ。ただそれだけだ。もう少し稼がなきゃと思いつつ、問い合わせの内容を選り好みして断る。それもそれで自分を守るためでもあるのだからしょうがないが、ストレス耐性があるというだけで社会適合率がグンとあがるこの社会は私に優しくしてくれないから困るのだ。

この前、年1くらいであるいわゆる「ヤバいやつ」を一気に3人相手にする状況を抱えてメンタルが死んだ。暴言吐くやつ、断りの文言を読めないやつ、私のためだと言って会おうとDMするやつ。勘弁してくれ。その感情、人にぶつけないでくれ。

生き物の暖かさを感じない生活。外の空気に触れない生活。夏の訪れをぼく夏の実況で知る生活。そんな生活を送っていると、夢に出てくるのはほとんど会ったことない人達だ。昨日は松重さんと家電量販店で楽しく美容家電をお試しした。まったく意味がわからない。

全体的に人生の意味がわからない。時々わかりそうなときもあるのだが、そういうのはたいてい夢とか幻の類で、掴んだ手のひらを開いてみると何もなかったりする。その繰り返しの人生。

子供の頃から人生は楽しくないものだと植え付けられてしまうと、どう足掻いても覆せない「何か」を抱えてしまうのだと、最近はよく思う。自分を不幸にするのは自分だというが、本当にそうなんだろうか。体が「人生は楽しくない」と覚えていて、それを刻み込んだのは私ではないし、こうなるともう、だましだまし夢とか幻想を見続けて現実を否定し続けるしかないのではないか。

そんなことを考えていると、あのヤバいやつらも結局は私と同じような側にいるのだろうと思う。同じ類の人間なのかもしれないと、冷静に考えようとする自分がいてゾッとする。そういう、私を傷つけるもうひとりの私を冷静に捉えている自分と、必死に抵抗する自分と、いつも喧嘩しててだいたい前者が勝っていく。もっと自信を持って「私はそういう人間ではない」と言える人生だったらよかったと思う。

正欲

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