仕事ときどき女の子

仕事も女の子もがんばらなくなりましたが、豊かに生きてます。

会社員の愚痴あるあるを言いたい

会社員って難しいね。ある意味、フリーランスよりも心を保って生き抜くのむずくね?と思っている。

最近あれやこれやと嫌なエピソードにぶち当たって、少しずつダウナーモードの沼に足をツッコミ、もはやずっぼりハマっている。いくつか書きたいエピソードはあるが、いったんひとつだけ書き留めておく。

 

マネジメント職って何する人たちなんだっけ?という疑問との戦いがある。うちのチーム、チーム外から「マネジメント下手くそチーム」としての烙印を押されているという噂を聞いて、チームの中にいる人間としては否定出来なかったところが非常に悲しく切ない。

そして先週のこと。人事異動について発表があり、ある問題の多い人間がマネジメント職に昇格することが発表された。それを聞いて絶望した。あ〜そういう方針なんだ〜って虚無で心が空っぽになった。仕事に対する広い知識もなく、その人と仕事をするの無理ですとチームから外れる人も過去にたくさんいると聞く。私はそいつのことを「仕事の出来ないサイコパス」と名付けている。(厳密に説明するなら、感情を無視することでいい成績が残せるタイプの仕事に対し実績はある。もちろんお客さんのことも一緒に働く人のことも考えない。そんである日のこと、そういう状況に少しばかし反論をした数日後にチームから外されたのが私だ。)そんな人間がマネジメントか…。そりゃ私の主観では絶望しかないわけで、マネジメント職に適してますね!となるわけもない。

これで部署のマネジメント層はホモソーシャル集団かつマッチョ思考の人間で固められた。ここから、優しい世界が生み出されることはないだろう。ただ金を持ってこれる人間だけが認められる世界になるだろう。それが資本主義だとは思いつつ、私のような共感能力が無駄にある人間にとっては、しんどい土壌で戦うことになりそうだ。

マネジメント下手くそチームあるあるが詰まっている環境だなとは思う。マネジメント層が人を大事に思っているような口ぶりで話すものの、行動は非常にドライで突き放しがち。好きにやっていいんだよと放任主義を装っていざやるとあーだこーだと正論でねじ伏せてきたり、この件は任せると言ったくせに最後の最後にしょうもない理由で人から決定権を奪って物事を着地させたりするのが得意らしい。後輩のスキル不足も否めない。新しいアイディアを口に出せないし、データから導き出される仮説も乏しく、それは彼らの個人的な問題というより、創造する機会を奪ってきた産物だと感じる。

自分にできる範囲で後輩たちと新しいプロジェクトを立ち上げてみたりして、1から運営を任せてみたり一緒に創り上げるような体験を積み重ねてきたが、そうやってチームのことを考えていると「チームのことばっかり考えていて自分のことが置き去りになっているように見える。それはマネジメント職の仕事だから」などと上司に指摘されて地味にハートブレイクする。

これには図星なところもあり、自分のことを差し置いて誰かのことを考えようとするのは、やりすぎると毒になりやすい私の性質だ。ただの平社員が身の丈に合っていないことをしている部分もあるとは思う。でもだ。マネジメント職がそのへんちゃんと仕事してくれれば、ここまで介入することはなかったのだが…?とも思う。

やはり立場によって見えるもの、見失うものはどうしてもあるものだなと思う。しょうがない。でもしょうがないで済ませたら自分が死んでしまうので、自分の身の振る舞い方を見直そうと思い始めた。人間関係は最低限の付き合いに留め、いつでも抜け出せるように目の前の仕事をやりきってキャリアの武器を淡々と作ろうと改めて思い直した。

会社自体に不満はないので転職は全然視野にないが、このチームへの思い入れを減らしてはいった方が精神的によさそうだなと感じる。副業をしたり別のチームに入り直したり、そのへんはやりたいと思ったときに動けるように準備は着実にしておきたい。