がんばらないことをがんばる
自宅勤務がはじまってもうすぐ1ヶ月経つ。
はじめたころは、それでも変に張り切っていて置いて行かれないようにタスクを作ったり巻き取ったりしていた。毎日、もうやだーーー辞めてやるーーーと上司にブチ切れながら仕事してたのに、やっぱりちゃんと仕事してない自分への劣等感はそう簡単に拭いきれなかったというか。
しかもそういう気持ちって誰にもまっすぐ伝えられない。上司にもなかなか。言葉選んじゃうし。ましてや、上司は仕事に復帰してリーダーの仕事をまたやってもらいたいと思っているのに、ゆっくり仕事していきたいとか、会社辞めるっていう類の話は軽くはできない。
来週、尊敬してたディレクターさんが辞めちゃう。辞めるって聞いたときは、そうなんだーくらいにしか思わなかったんだけど、時期が近くになるにつれ自分がナイーブになっていく。
先週送別会をした。みんな二軒目に行くっていうから、わたしとディレクターさんだけ先に帰った(主役が帰るっていう変な状況。)もう会えなくなっちゃうし、自分の病気のこととかこれからどうしようか悩んでるという話もした。
ディレクターさんいわく、わたしの周りの人たちが頼れるような人たちばっかりじゃないから、全力で気を遣わなきゃっていう状態でしんどいよねって言っくれた。仕事は多分どんなものでも楽しく感じられると思うから、あとは環境と人を変えていくしかないよね、と。あと、になちゃんは6割でがんばればいいよ、むしろそういう人たちが150%がんばってくれればいいし。って。やっぱりそういう状況って誰かがみても一目瞭然なんだなと思った。(ちなみにディレクターさんは同じ部署だけどセクションが違うから直属の上司というわけでもメンバーというわけでもない)
そんなことを聞いていたら図星すぎて泣けてきて、帰りの電車でもうどうしていいかわからなくてずっとそわそわしてた。この人いなくなったら部署は大打撃だぞ。その上リーダーがこんなんじゃ、もう崩壊寸前だぞ。とは上司に口が裂けても言えないけどその通りだぞ。
ディレクターさんと話せて、少しだけ気が軽くなって、がんばらないことをがんばらなきゃいけないということを、まずは身につけなきゃいけないと思うようになった。
部下に3回くらい同じ指示だして返事ひとつもこない。このスルー力が他部署との関係を更に悪化させてる。
— にな (@ninatanpepe) 2015, 9月 14
こういうことざらにあるけど(笑)まあいいや。どうにかなるしって。
いまは料理に燃えてるから。今日も作ろう。
これこの前作ったタルトタタンの失敗作。しかも、もも。ぐっちゃぐちゃだし。でもおいしかった。
本来の姿。