嘔吐恐怖とカウンセリング
晴れて地元民になりました。
実家に戻ってから、引っ越しするために両親と協力して東京まで電車に乗った。実家に戻ってよくなってきたとはいえ、密室とか人ゴミはまだまだダメな中。出来ることなら誰かやってきて!!って言いたいところだけど、自分ごとだからがんばった。自分、よくやった。
本題ですが…カウンセリングも始まりました。
カウンセリングは、まず嘔吐恐怖から治していこうということと、今年中にヒアリング的なやつを終わらせようってことで、年内全3回その時間に充てた。
最初のほうはちょっと具合悪い中で聞いてたから、忘れちゃった部分もあるけど、覚えてる限りのことを書きます。
内容はこんなかんじ。
- 症例の特定のためのテスト
パニック障害、社交不安障害、嘔吐恐怖、うつ、強迫性障害に当てはまるかのテスト。一概にはいえないけど、だいたいが症状に当てはまるかどうかで確認する。テストによっては症状の強さも測る。あとは、パニック障害ではそうだったけど、「この1ヶ月にこんな症状が出たことはどれくらいあるか?どんな気分から起きたか?」みたいなことも聞かれたかな。
わたしの場合は、この前者4つに当てはまった。特に社交不安障害は強くて、「中高度」で点数は76点/100点中だった。わお…
- 不安や恐怖を感じる瞬間のヒアリング
どんなところで不安や恐怖を感じるか、そのときどういう対策を取ろうとするか、嫌だと思うときどんなことを考えているか、を聞かれた。
これ、前者2つはすぐ言えるんだけど、「嫌だと思うときどんなことを考えているか」がなかなか言葉に出来ない。でも思ったことを少しずつ言葉にしてみると、見えてくるものがあって、わたしは「人に迷惑かけたくない」「人に恥ずかしい姿を見られたくない」とかを言った。その根底を知るために、子供の時の自分のエピソードとくっつけると、親に厳しくされたとか、そういうところに紐付いているんじゃないかってところにたどり着いた。
- 嘔吐恐怖はパニック障害からくるものか?社交不安障害からくるものか?
パニック障害と社交不安障害のどちらが嘔吐恐怖の原因になっているのか、この特定によって少し治療方針が異なるらしい。どっちも強い結果が出ちゃってるから、過去のエピソードとか、嘔吐恐怖のときにとる対策から、よく見極める必要があるみたい。
まだ断定は出来ないけど、社交不安障害が強いかもしれないとのこと。不安になったとき考えることが「他人」っていうのがミソ(?)みたい。
そんなかんじ。
嘔吐恐怖に関するデータをもらったのだけど、嘔吐恐怖持ちの40%がパニック障害を併発してて、発症の平均年齢は17歳(パニック障害は26歳だから9年も早い)。
で、だいたいの人は、日常生活で苦痛を感じるもののそのままやり過ごして生きていくんだって。だから疾患期間も平均17年っていうデータがある。確かに、普通に過ごしていれば、大人になったら自己責任の名の下、いくらでも回避の方法があるし、病院行ったりまでしないだろうなあ。
来年からは、少しずつ外に出る練習とかもやるみたい。まだ全然一人じゃ外出れないから、少しずつ慣れていきたいものだな。