仕事ときどき女の子

仕事も女の子もがんばらなくなりましたが、豊かに生きてます。

自分への傷をつけるのは私自身

 

ninatanpe.hatenablog.com

 

あれから1週間経った。

正直つらかった。寝れない食べれないでまともな思考に導けるわけでもない。あっちがひどい別れ方をして、ひどいやつだったと、かさぶたができずにまた化膿するような、そんな状態がずっと続いていた。

話をしようとLINEで伝えた。戻りたいわけでなくて、お互いの本当の気持ちを知って、これからのことを考える材料にしたかったからだ。でも伝わらずに信頼関係はもうないから前を向いてほしい、と言われた。また自分に生傷を作った。

 

朝は特にひどい。夜は家にいないようにしてコワーキングスペースで仕事をして仲間としゃべって気を紛らわしたりした。だから疲れ果ててすぐに寝れたけど、2時間おきに起きてはちょっと泣いて、気晴らしにYouTubeで猫動画を見て、気絶するように寝て、また2時間後に起きて…という状態だった。そんな毎日じゃ、朝まともな状態ではいられない。起きるとまず朝のあたたかさが去年の今頃を思い出させてつらくなった。ちょうど今頃、付き合ったからだ。今こうして文字にしていてもつらい。

付き合っていたときに感じていた違和感も好きだった思い出も、今となっては過去だということはわかってる。その過去に続く未来はないと知っているし、未来を見たいと思っているわけでもない。でも過去は美しい。どうあがいてもその事実は変わらない。事実は変わらないし私も変わらないから、ずっと過去は美しくてつらくなるんだ。

 

今日朝から取り乱してこんなYouTubeを観た。


恋愛で傷つくのが怖いあなたへ

「自分を傷つけるのは自分自身」ということを言っていた。その通りなのかもしれない。起きたことに対して、どう感じるかは私次第なのだ。元彼の行いは確かにひどかった。でも2人で歩んできた関係は2人のせいだ。少しずつ受け入れよう。彼の行いを許し、私が行ったことも許していこう。傷も少しずつ減らしていこう。そう思った。

 

結局、振り返るとたしかに好きだった時期もあるかもしれないけど、いつの間にか元彼の時々見せる感情的な部分におびえて、逃げ出せなくなっていた。元彼への不満と1人になることの不安を天秤にかけて、不満を選んできた。そうやって、自分を小さく傷つけてきたんだと思う。

元彼はモラハラをしてきた、と何度も何度もネットの記事を読んで納得しようとした。でもそう思いたいだけだったのかもしれない。真偽不明なことを確定して自分に非がないことを思いたかったのかもしれない。それは、自分が1人になることの不安を不満にすり替えて、自分を傷つけていたのかもしれない。

 

それに気づいて、少しだけ前を向けたような気がする。元彼に伝えたいこと、聞きたいことはたくさんあるけど、これ以上話をすることは不可能だろう。私が私を救ってあげよう。今すぐは変われないけど、一歩ずつ前に進んで、いつの間にか大丈夫になっているはずた。

失恋はつらいんだな。ちゃんとつらい経験をしておくことが、今後のためになると数年前にも思っていた。その時期が今ここにあるだけ。そう思って乗り越えていこう。