仕事ときどき女の子

仕事も女の子もがんばらなくなりましたが、豊かに生きてます。

表面張力で保たれる世界

 

今、認知行動療法を改めて受け直している。会食恐怖がちょっとばかしまた気になってきているからだ。 なぜ人とご飯を食べるのが苦手なのか、それを追っていくとやっぱり家庭環境の問題にぶち当たる。そう簡単には取り除けない家庭の問題。しんどい。この話はまたこんどゆっくりします。

社長になりたい - 仕事ときどき女の子

前の記事でこう書いたけど、あれよあれよという間に外出自粛を知事が宣言し、昨日緊急事態宣言が発令され、私の住んでいるところも漏れなく対象になった。 だから外食がんばろうとはできなくなり、会食恐怖の克服はもうちょい先の話に。

幸い私は仕事に影響がない。たまに行く取引先へのミーティングがすべてオンラインに切り替わったくらい。とはいえ、ちょっと強風が吹けば粉々に粉砕されるような個人事業。不安しかない。そろそろ着手しようと思っていた法人化計画も、この状況ではマネーが続かないから行動計画はすべて白紙。iPadに事業計画を出していくくらい。

世間の状況は芳しくなく、県の経営相談所は資金繰りの相談が鳴り止まず、取引先は毎日のように社長から直々に今後の経営体制についてアナウンスがあり、誰かと話せばネガティブな話ばかりで、ネットは怒りで溢れている。

私は今までに増して外に出る機会がなく、本当に人とまともに交わる瞬間がない。まるで終末。Slackでチャットを送り合っている相手は本当に人間なのか、Zoomで話しているのは人間なのか、誰が証明してくれるだろうか。ディストピア

この一件で、世界はなんて絶妙なバランスで動いていたんだろうと思わざるを得なかった。というか、社会の課題が一気に噴出したことを目の当たりにして、世界の平和なんてコップの水が溢れるかどうか表面張力でなんとか保っていただけだと思った。表面張力ギリギリあたりにたまたまいた人たちが溢れてこぼれてしまったような。私だって、そのギリギリのところにいる人間だ。ちょっとでも振動があればあっという間に終わる。

収束したら、私の価値観も、もしかしたら社会の価値観も少し変わるんじゃないかと思う。いつも売れていたものが売れなくなり、いままで売れていなかったものが売れるようになったり、正しくなかったものが正されたり、物事が淘汰されていったり、そんな気がする。私は今、慢性的にどんよりしたメンタルの沼にハマっているけれど、そういう中でも何かよくわからない「歩んでいくべき道」みたいなものがぼやぼやと見えてきている。見えてきている、というかこれまでなんとなく思っていたことが確信に近づいているのかもしれない。

 

 まあとりあえずどうぶつの森するよね。

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  • 発売日: 2020/03/20
  • メディア: Video Game