仕事ときどき女の子

仕事も女の子もがんばらなくなりましたが、豊かに生きてます。

自分に一定の賭けをする

なかなか生活面がハードな日々を過ごしてきた。

1月、2月と仕事がほぼなかった。自分のスキルを棚卸しして、地元で活動するには何をしたらいいかを1から考え、まあ当然だけどそれに報酬は発生しないわけで。苦手で仕方のない「人脈を作る」というところに注力して、ちょっとずつ土台を作っていった。

貯金はほとんどない中で仕事もないとなると、とにかく焦る。明日生きるための金の心配をするのは、仕事に本腰を入れたいのに入れきれない原因になってしまって、2月半ばくらいからは、何度も日雇いバイトを検索したし求人サイトを見たりもした。暖房をケチって布団にくるまってPCを開いたり、風呂を我慢したり、夕飯を抜いたりしながら日雇いバイトを探している時間は虚しくて仕方がなかった。

でもここで目先の金のことに飛びついたら、長期的に見てチャンスになることすら逃してしまう気がして辞めた。彼氏には短期と長期のバランスが大事とも言われたけど、まだ生きるための金がわずかでも残っているから、心配を無理やりかき消すことにした。

3月に入って、少しずつ種まきした人脈から仕事がもらえるようになり、とりあえず生活出来るだけの金は稼げるようになった。寒いから暖房を入れる、カフェで仕事をする、風呂に浸かりたいときに浸かる、これが出来る生活を取り戻したことに対して、自分を褒めずにはいられない。フツーに生活することがどれだけすごいことか。自分の行動力に一定の評価をしつつ、会社に毎日通勤して仕事をする会社員の方々の尊さを拝まずにはいられない。

 

話は変わって、前の会社に絡む話を。

ninatanpe.hatenablog.com

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この記事に登場する女しゃっちょさんとは去年の夏にもごはんに行って、つい最近もごはんに行く機会があった。すっかり意気投合してしまったんだけど、この前会ったのは会社を辞めてから初めてで。

ちなみにこのあと話の出てくる、前の会社のハードな話はこの記事で書いている。

ninatanpe.hatenablog.com 

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(今となっては、言い過ぎたなとは思っているものの「発言を水に流すか辞めろ」という言葉を許せるわけではない。)

 

女社長が最近の前の会社や社長がどういう状況かを教えてくれた。そしたら、もうズタボロらしくて、大口のお客さんとの取引が終わったとかで、資金繰りも厳しいらしい。…という話を、誘われた会食の場で聞かされたらしい。別に女社長と仕事の話をするわけでもなく世間話しかしない会だったらしくて「こいつ何がしたいん?世間話してる暇ないんだけど?」と思ったらしい。笑

女社長は続けて、「あの人は人脈しか持ってない。自分にスキル皆無。あいつに絡んでるやつらも利用したいからあいつにくっついてるだけ。社員のマナーの悪さもピカイチ。サービス大きくしてきた社員をないがしろにして大人げないし、になさんはあんな会社にいるべきではなかったと私も思ってたし、旦那もそう言ってましたよ。」と。(ちなみに旦那さんは女社長の会社の取締役)

ここまで聞いて、正直心の中で笑ってしまった。嫌なことしてきたやつや嫌な目に遭ってるのはなかなか興奮する。お互い嫌な思いをして別々の道を歩んだわけだし、あっちの人生がどうなろうがどーだっていい。私は私の思い描いた人生を歩むまでだ。

結局、誰かにすがって生きているやつ、風呂敷を広げるしか出来ないやつ、成果より自分に生暖かい優しさしか与えない人間を優先するようなやつは、自らの行動が伴わなず、こうなる。この会社にいたときのことを振り返っても、終始甘い言葉ばかりかけ続けられてきた。その言葉に少しでも意味があったときがあっただろうか。よくわからない。

とはいえ、この先の人生がどうなるかなんて双方わからないわけだから、私はひとつの学びを得たということにとどまって、ただ淡々と教訓にするしかない。

 

自分に一定の賭けをする人生を楽しもう。その気持ちを一層強くした2019年の冬です。

 

この期間、たまにウシジマくん観て気を引き締めてた。 

闇金ウシジマくん

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